【更新内容】 18.7.22 ・トーク追加(天+2、佑+9) ・さわり反応追加(天+3、佑+2) ・起動トーク追加(+7)
今回は着物ネタが多めです。
着物を仕立ててもらう際、特に重要なのは身丈と裄だと思います。(身幅ももちろんですが)
着物の採寸というのは、目安となる値や計算法がありますが、男女で大きく異なる部分が身丈ですね。
おはしょりの有無が大きいわけです。
つまり見方を変えれば、身丈の値からその人の身長もある程度予測が立てられるということでもあります。
まあ縮む分を考慮したり、用途によって短め長めにと変えたりしますが。
今回の追加トークでは、あやめの身丈が出てきますので、おおよその身長がわかるのではないでしょうか。
実際に着物を仕立てる時、わたしも身丈と裄でいつも悩みます。
裄はどうしようかなぁ、67㎝? 68㎝? う~ん……。
ってな具合ですね。でも1㎝の違いでシルエットが変わってしまうことを考えれば、それは仕方ないことですね。
身幅とかなら何とかなりますが、手先・足先は目立ちますから。
以下、雑談。
〇キャラクターの身長の話
よく創作物で、江戸時代から生きている神様や狐娘キャラが現代に登場する作品があります。
そういうキャラは、それなりに低身長なキャラが多かったりしますよね。ロリババアなる言葉もあります。
おそらく意図したものではないと思いますが、実は意外と現実に沿っていたりするのです。
江戸時代の女性の平均身長が140㎝台、男性でも155㎝前後という説があります。どこまで信憑性があるかは微妙ですが。
つまり女性キャラを155㎝に設定してしまうと、過去編を描く場合に一般男性と同じくらいの身長になるということでもあります。
こういった時代的なギャップを回避する方法は、身長を設定しないことしかありません。
しかし、色々と決めたくなるのが創作者の辛いところ。
佑神奇譚でも、あやめは「昔は背が高い方だった」という会話をします。
となれば、あやめは当時の平均身長よりは高くないといけませんが、佑花に比べると少しだけ背が高いです。
現代の女性の平均身長が158㎝くらいです。シェルという外見的な指標があると、数字の問題というのはかなり大きなものだと感じられます。
現代で140cmというのは結構小柄であるといえますが、問題はそれが創作者として許容できる数値なのかどうかです。
ここまで長々と話してきて何が言いたいかというと、……紫乃さん江戸時代だと高身長ですよね、あやめより大きいもんね……
という感じで、キャラ設定に数字があると、思わぬところでシワ寄せが来るというお話でした。
それでは、また。
コメント
コメント一覧 (1件)
古い記事にコメント失礼します。
身長の設定についてですが、「あやめ様が年代ごとに身体を乗り換えてきた」「あやめ様の姿がその時代の女性を映し出す」「何か事故があって現代女性の身長に適合した姿に替えざるを得なくなった」などといったような回避策があると思います。